皆さん、花粉症でお困りではありませんか?
私は花粉症の季節になると、頭がぼんやりして仕事や家事が手につかなくなります。
今や日本人の4人に1人は花粉アレルギーを持っているらしく、既に国民病となっています。
そんな中、カルピスから販売されているアレルケアは、花粉症に効果があるといわれている乳酸菌サプリです。
フジッコの善玉菌のチカラとどこが違うのか調査してみました。
もし購入を考えている方は参考にしてみてくださいね!
善玉菌のチカラとアレルケアの比較表
善玉菌のチカラとアレルケアの商品としての違いを表にまとめてみました。
善玉菌のチカラ | アレルケア | |
乳酸菌の種類 | クレモリス菌FC株 | L-92乳酸菌 |
キャッチ コピー |
粘り強い成分で生きたまま大腸まで届く | 刺激、敏感、デリケートに 悩んでいる方に |
効果を感じられる期間 | HPに記載なし 口コミで1ヶ月〜 |
HPに記載なし 口コミで1ヶ月〜6ヶ月 |
対象年齢 | 小児(2歳〜12歳)は対象外 | 全年齢対象 |
食品添加物 | なし | なし (植物油のみ) |
アレルゲン | 大豆・ゼラチン | アレルゲンフリー 表示対象27品品目 |
商品 | カプセル状 | ドリンク・タブレット 子ども用タブレット |
値段 (タブレット) |
1袋(1ヶ月毎):2,350円 2袋(2ヶ月毎):4,600円 3袋(3ヶ月毎):3,525円 ※定期コースは最低3回は継続が必要 |
30日分:2,100円(税込) 送料無料(クロネコDM便) 1日あたり70円 |
アレルケアの特徴・効果効能
まず、アレルケアの特徴について調べてみました。
カルピス社独自のL-92乳酸菌
アレルケアに使用されている乳酸菌は、ヒト由来の乳酸菌「L-92」と呼ばれるアシドフィルス種です。
カルピス社による長年の研究から発見されたカルピス社独自の乳酸菌だそうです。
スーパーでもよく見かける「守る働く乳酸菌」はL-92乳酸菌が手軽に取れる売れ筋商品となっています。
L-92乳酸菌ってどんな特徴を持っているの?
アレルギー症状は人間に本来に備わっている免疫機能が過剰に反応し、正常な細胞の機能を妨げててしまうことによって起こります。
アレルギーの症状が出る原因の1つに免疫細胞が崩れることがあるのですが、L-92乳酸菌には免疫細胞の働きを整える作用があるとされています。
L-92乳酸菌に期待できる効果って?
ヘルパーT細胞という免疫細胞にはTh1細胞とTh2細胞があり、互いに牽制してバランスを保っていますが、バランスが崩れてTh2細胞が優位になるとアトピー性皮膚炎や気管支喘息といったアレルギー疾患を発症してしまうことがあります。
L-92株は、
- Th1細胞を活性化
- Th2細胞のアポトーシス(細胞が自ら死ぬこと)を誘導する
- 過剰な免疫反応を抑制する制御性T細胞を誘導する可能性
このような複合的な働きによりTh1/Th2細胞のバランスを調節し、アレルギー症状の原因となるIgE抗体の産生を抑制するものと考えられています。
花粉症症状改善
スギ花粉症ボランティア23名を対象として、2002年のスギ花粉症シーズンに「L-92乳酸菌」を用いた実験を行いました。
12名には「L-92乳酸菌」含有飲料を、11名には「L-92乳酸菌」を含まないプラセボ飲料を1日2本(100ml/本)ずつ、6週間摂取してもらったところ、「L-92乳酸菌」を摂取したグループでは、L-92を摂取しなかったグループと比較して花粉症の眼の症状が有意に改善しました。
通年性アレルギー性鼻炎改善
通年性アレルギー 性鼻炎患者49名に「L-92乳酸菌」を用いた実験を行いました。
25名に「L-92乳酸菌」含有飲料を、24名に は「L-92乳酸菌」を含まない飲料を1日1本100mlずつ、8週間摂取してもらいました。
その結果、「L-92乳酸菌」含を飲んだグループは、 鼻の症状・治療スコアがL-92を摂取しなかったグループと比較して有意に改善しました。
また眼の症状・治療スコアも改善傾向を示しました。
アトピー性皮膚炎改善
1歳から12歳のアトピー性皮膚炎患者50名を対象として、「L-92乳酸菌」を用いたプラセボ対照試験を行いました。
26名に「L-92乳酸菌」粉末 100mgを含む食品を、24名には「L-92乳酸菌」を含まないプラセボ食を8週間摂取してもらい、皮膚症状を観察しました。その結果、「L-92乳酸菌」を含む食品を摂取したグループでは、湿疹重症度判定スコア(湿疹の重症度、面積、かゆみの自覚をスコア化した値)が有意に改善していました。
また、アトピー性皮膚炎の重症化に伴い上昇するといわれている血清中のTARC濃度を測定したところ、「L-92乳酸菌」を摂取したグループでは、有意に低い値であることがわかりました。
カスピ海ヨーグルトの乳酸菌「クレモリス菌FC株」
一方、善玉菌のチカラの乳酸菌は「クレモリス菌FC株」というフジッコ独自の乳酸菌です。
クレモリス菌FC株は、長寿食文化の研究をしていた家森幸男博士が、コーカサス地方ジョージアから持ち帰ったヨーグルトから発見されたものです。
コーカサス地方ジョージア(旧グルジア)は、黒海とカスピ海に囲まれたヨーロッパ東部の地域で、世界有数の長寿地域として知られています。
そこで食べられていたヨーグルトから分離・培養されたのが「クレモリス菌FC株」。
「クレモリス菌FC株」が見つかった当時は、優良株としてとても話題になりました。
【善玉菌のチカラ】には、この「クレモリス菌FC株」が1カプセルに20億個以上も含まれているんです。
クレモリス菌FC株の特徴
クレモリス菌FC株の最大の特徴は「力強さ」です。
人体に良い影響を与える微生物をプロバイオティクスといいますが、理化学研究所とフジッコの共同研究によって、クレモリス菌FC株がそのプロバイオティクスであることが確認されました。
人を対象にした臨床実験では、クレモリス菌FC株を摂取から2週間が経っても検出された被験者もいたとのことです。
それだけ強く、しっかりと腸に届く乳酸菌ということなんです。